3月3日 Vol.2273 食料自給率100%へ
昔から春先は三寒四温とは言うものの。
それにしても気温が上がったり下がったり、振れ幅があまりにも極端で大きくなっています。
数日前に25度を超えたかと思いきや、今日は関東でも大雪の恐れがという予報です。
また国際情勢は緊迫しており、円ドル為替レートは1ドル157円を超える円安となり、また原油の先物価格が高騰しています。
日本の火力発電を支えるLNG(液化天然ガス)も100%輸入で、日本の中東依存度は6%程度と少ないものの、LNG国際相場全体が上がり、それに連動して国内の電気料金がまた上がる可能性があると言われています。
日本では、円安は輸出型産業やGDP計算にプラスに働く部分もあるのでしょうが、一般の国民生活には大きな打撃を与えます。
日本は食品や資源など、多くのものを輸入に依存していますから、また物価高騰(インフレ)が進行していくことでしょう。
ガソリンスタンドのレギュラーガソリン150円が300円になるのでは、という評論家のコメントもありました。
日本は、行き過ぎたグローバル化から立ち戻り、自給・自立や地産地消を進めなければならないことは、議論の余地がありません。
個人的には、この5日間また出張が続きました。
農業の現場の方々は、激しい気候変動や社会変動の中でも、必死で戦っています。
頭が下がります。
今後の戦略の柱は、何度も繰り返しで恐縮ですが、農業生産量拡大と脱炭素化の両立です。
そんなこと不可能だという方々もいるでしょうが、そんな第三者的意見は必要ありません。
農業者だけではなく消費者なども含めて、当事者として、信じて取り組まなければなりません。
来週3月11日(水)は、京都にて、島津製作所さん主催の脱炭素化に関するセミナーで、僕もひとコマお話しをさせていただきます。
脱炭素型農業へ取り組むための社会的気運は高まっています。
2026年、排出権取引が動き出す!CO2クレジット市場と測定の“今”を学ぶ温室効果ガス測定Webinar : 分析計測機器(分析装置) 島津製作所
今朝のニュースで、メキシコ産アボカドが、店頭小売価格1個100円でとても安いと報道されていました。
ちょっと前まで、1個200~250円程度でしたが、ここにきてメキシコが豊作になったからということです。
しかし、過去数年は水不足による記録的不作だったことは報道されていませんでした。
目先が安くなると、また根本的な問題を忘れがちです。
のど元過ぎれば熱さ忘れの繰り返しでは、社会は発展しません。
残念ながら、この先も世界では、気候的にも人為的にも有事が繰り返すでしょうから、一過性のことで一喜一憂している場合ではありません。
日本は、有事の度に円安が進み、また食料や資源の価格が高騰し、国民生活は苦しくなるばかりです。
高市総理は、選挙演説等で食料自給率100%を目指すと言われているそうです。
僕はその考え方には大賛成です。
もちろん、現状では不可能だという意見が99.9%でしょう。
しかし、だから良いのです。
だから可能にするためには、大胆で抜本的な改革をするしかないからです。
これまで掲げてきたように、食料自給率37~38%を45%程度までアップするという目標では、所詮過去の延長のマイナーチェンジを目指すものでしかなく、結局改革は進みません。
非常識、荒唐無稽という言われるほど思い切った新たな目標を掲げることに、大きな可能性があります。
明日も議員会館で、自民党代議士とお話をする機会があります。
徹底的に政治家の背中も押していきたいと思います。

