3月13日 Vol.2276 島津製作所さん主催 脱炭素化セミナー
一昨日3月11日、島津製作所さんの主催で、脱炭素化社会の実現に向けたセミナーが、開催されました。
非常に重要な内容でしたので、改めてセミナーの概要をご紹介したいと思います。
セミナーの基調講演は、農研機構須藤重人先生でした。
須藤先生は、農業分野における脱炭素化の第一人者で、大変著名な方ですから、皆さんもご存知ではないかと思います。
須藤先生からは、気候変動の大きな要因として、二酸化炭素(CO2)やメタンガス(CH4)の濃度が増していることが科学的に明らかになっているのだから、その改善策に取り組むべきは当然であり、取り組まないのは無責任だというお言葉がありました。
また、CO2を吸収してくれている海が、徐々に酸性化進んでおり、いま直ちにではないもののこれが本当に深刻化すると、これまでCO2を吸収してくれた海が、逆にCO2を放出することにもなりかねない。
そうなったら取り返しがつかないことになるので、今からしっかり対策をしていくことが重要だというご指摘がありました。
僕も一コマ、脱炭素への取り組の実務や課題について、お話しをさせていただきました。
脱炭素化への取り組みの中で、とりわけ要注意なのは「信頼性の担保」です。
形式的にルールを満たしていれば良いという程度ではなく、本質的に、科学的に、脱炭素化に貢献しているかどうかが大きなポイントです。
弊社自身も、信頼性担保の一環で、ISO取得の手続きを進めています。
脱炭素化ビジネスは儲かりそうだから、やんちゃにいっちょかみして・・・、といったモラルハザードは論外です。
今後、MRV(Measurement,Reporting,Verification)をキーワードに、専門的な実測や科学的検証がより重視されます。
信頼性の担保(科学的検証)には、今回のセミナー主催者で、世界一の計測器等メーカーである島津製作所さんの「温室効果ガスアナライザー」が不可欠になります。
このアナライザーは、上述の須藤先生と島津製作所さんが共同開発されたものです。
温室効果ガス3成分(CO2、CH4、N2O)を、同時に、スピーディーに、高精度で分析できる装置は世界に類を見ません。
温室効果ガスアナライザー : 分析計測機器(分析装置) 島津製作所

世界に誇る日本の最先端研究機関、最先端製造業、及び現場実務プレーヤーが連携し、世界の脱炭素化をリードしていきたいと、改めて強く認識を致しました。

